1. HOME
  2. お知らせ
  3. 【全国合同安全大会2025】事故防止と教育強化を加速|ユニティーの安全対策総括

N E W S & P I C K U P

お知らせ

安全衛生

【全国合同安全大会2025】事故防止と教育強化を加速|ユニティーの安全対策総括

2025年度下半期 全国合同安全大会を開催しました

 

2025年12月11日、株式会社ユニティーは「2025年度下半期 全国合同安全大会」を開催いたしました。今回はZoom併用によるハイブリッド形式で、全国の支店・営業所・現場責任者・安全衛生委員が参加。“ゼロ災害の実現”を目指し、実際に発生した事故の共有や再発防止に向けた取り組み、そして2026年に向けた安全活動方針が示されました。

■ 主な内容

1. 事故発生傾向の共有と分析

2025年は前年と比較して事故報告が増加傾向にあり、物損・傷害などの現場リスクに改めて注目が集まりました。件数や詳細なデータから、現場ごとの安全意識・行動の差異が数値としても現れており、今後は「重点支店の安全強化」「リスクアセスメントの標準化」が重要な対策として掲げられました。

2. 事故事例の報告と再発防止策の共有

複数の事故事例が報告され、安全教育の浸透不足、装備不備、連携不足などが背景にあったことが示されました。
特に、荷降ろし作業中の事故では、「朝礼による情報共有」「作業資格の確認」「危険エリアへの立ち入り制限」など、基本の徹底が強く求められました

3. 外部発注における請負業務の再確認

名古屋支店より、外部協力会社への業務発注時の指揮命令系統と責任の明確化について全社に共有され、「正しい請負関係の理解と実践」が呼びかけられました。

4. 2025年度の活動報告および2026年の安全衛生活動計画

2025年度は、TGL特別教育や足場特別教育、職長教育など、全国各地での教育プログラムの拡充が報告されました。加えて、社内外における安全パトロールの実施報告も共有され、日常的な安全管理体制の強化が重要であることが再確認されました。

社内パトロールでは、横浜支店・大阪支店にて、作業導線の確保、声掛けの徹底、安全装備の適正使用といった取り組みが実施され、良好な実践例として紹介されました。また、外部主催によるパトロールとしては、大阪フジヤ会様(インテックス大阪)ESP.様(東京ビッグサイト)による巡視活動の報告もあり、他社との連携による安全意識の共有も進んでいます。

2026年も「継続的な教育・現場での見える化・周知の徹底」を柱とした安全衛生活動が計画されており、教育と現場実践の両輪での安全推進が明確に打ち出されました。

5. 安全重点管理目標の見直し

来年度に向けて、安全委員長から、安全重点管理目標の見直しを行うよう指示が出されました。「守る勇気と続ける努力」をスローガンに、日々の行動レベルでの安全意識の再徹底が求められました。

6. 安全講話および安全五訓の唱和

乾会長からは、「ベテラン新人関わらず、安全はすべての基盤。基本の徹底こそ最大のリスク回避である。企業としての安全配慮義務の励行を」との講話があり、最後に「安全五訓」の唱和で、全参加者が“ゼロ災害”への決意を新たにしました。

■ 今後に向けて

事故事例を通じて得られた教訓は、私たちに多くの気づきと責任をもたらしました。事故の背後には、常に“見落とし”や“慣れ”が潜んでいます。
株式会社ユニティーは、2026年度も「安全はデフォルトであり基本中の基本」という理念のもと、“ゼロ災害”の実現を目指し、すべての社員・アルバイト・協力会社とともに、安全で信頼される現場づくりに取り組んでまいります。

最新記事